2015年10月1日に、JIS T 0806-1が改訂され、2015年版が発行されました。

2010年版からの変更点は、主に以下のニ点です。

（１）ISO 11137-1:2006/Amd 1:2013　の内容が取り入れられました。
ISO11137-1:2006を修正したものですが、要求事項が増えているわけではなく、文章の説明や表現が分かりやすく修正されたバージョンになります。

（２）VDmaxSD法の追加
JIS T 0806-2:2014　で、滅菌線量設定法にVDmaxSD法が取り入れられたことによる、記載事項の追加です。

以上の修正が行われていますが、要求事項は増えていません。
滅菌バリデーションの実施方法はこれまで通りです。

ご不明点やご質問があれば、なんなりとお問い合わせください。