2022年10月03日に、JIS T 0806-1及びJIS T 0806-3 が改訂され、2022年版が発行されました。
JIS T 0806-1:2022は、ISO11137-1:2006 Amd.2:2018の翻訳版(IDT)、JIS T 0806-3:2022はISO11137-3:2017の翻訳版(IDT)です。
JIS T 0806-1:2015年版からの主な変更点は、以下のニ点です。
・4.3.4 文末に「線量測定および関連する測定の不確実性に関する詳細なガイダンスは、ISO
11137-3に記載されています。」が追加されました。
・11.2 「測定システムの不確かさを考慮した上で、」が削除されました。
以上の修正が行われていますが、要求事項は増えていません。
滅菌バリデーションの実施方法はこれまで通りです。
JIS T 0806-3:2010年版からの主な変更点は、以下の通りです。
・タイトルが「線量測定にかかわる指針」から「開発、バリデーション及び日常管理の線量測定に関わる指針」に変更されました。
・統計的な手法を取り入れた線量測定に関する指針が追加されました。
ご不明点やご質問があれば、なんなりとお問い合わせください。